動脈硬化の検査方法って?
動脈硬化の検査方法は受診する病院によって多少異なります。ただ、どの病院も最初に心電図検査や超音波検査などを行います。
動脈硬化になると心臓に負担がかかるので、心臓の大きさや機能に異常が出ます。
それを調べるために心電図検査や超音波検査を行うのが一般的です。
また、血管の超音波検査、脈波伝播速度や足関節上腕血圧比を調べる検査も行います。
基本的にこれらの検査で動脈硬化かどうかを判断しますが、場合によってはCTやMRIで心臓の状態を確認したり、血流シンチグラムで血流状態のチェックも行うことになります。
動脈硬化は自覚症状が乏しい病気なので、病状が進行しないとなかなか気づくことができません。
気付いた時にはかなり進行しているケースも多く、注意が必要です。
「最近息が切れることが多くなった」「めまいがする」「胸に痛みを感じる」「手足にしびれがある」といった場合、動脈硬化の可能性があるので、速やかに病院を受診してください。